ストラドビジョン、CES 2026でAMD Versal™ AI Edge Series Gen 2 Adaptive SoCを活用したマルチカメラ認識技術を実演
AMD Versal™ AI Edge Series Gen 2 Adaptive SoC上でSVNet MultiVisionをデモ、マルチカメラ認識技術の拡張型リファレンス実装を公開
2026年1月5日 —自動運転車向けAIビジョン認識技術企業のストラドビジョン(STRADVISION)は、AMDと共同でCES 2026においてデモンストレーションを実施すると発表した。今回のデモでは、ストラドビジョンの認識ソフトウェア「SVNet MultiVision」が、AMDのVersal™ AI Edge Series Gen 2 Adaptive System-on-Chip(SoC)プラットフォーム上で動作する様子が紹介される。デモは、AMD Versal™ AI Edge Series Gen 2 VEK385評価キットをベースとしたリファレンス環境で実施される。
本デモはCES 2026のAMDブースにおいて、ボードレベルのリファレンス実装(Board-level reference implementation)として公開され、ストラドビジョンのSVNet MultiVisionソフトウェアとAMDの高性能コンピューティングアーキテクチャの組み合わせにより実現されるマルチカメラ認識能力に焦点を当てる。
AMD高性能コンピューティングによるマルチカメラ認識のデモ
CES 2026のデモでは、ストラドビジョンのSVNet MultiVisionが採用される。SVNet MultiVisionは、複数のカメラストリームを同時に同期処理できるよう設計された認識ソフトウェアであり、高度なADASおよび自動運転環境に向けた認識機能を提供する。AMD Versal AI Edge Series Gen 2プラットフォーム上で動作する今回のデモは、ストラドビジョンのソフトウェアが異種コンピューティングリソース(heterogeneous compute resources)を活用し、高スループットのリアルタイム・マルチカメラ認識性能を実現する様子を示すものとなる。
ストラドビジョンとAMDの協業をさらに拡大
今回のCES 2026デモは、CES 2025での初の共同デモおよび、ソフトウェア定義車両(SDV)と自動運転車向けAIビジョン認識技術の高度化を目的とした両社の複数年にわたる協業の成果を基盤としている。
ストラドビジョンの量産実績を持つ認識ソフトウェアと、AMDのAdaptiveコンピューティングプラットフォームを組み合わせることで、車載コンピューティングおよびドメイン統合を中心に進化する車両アーキテクチャ環境において、自動車OEMおよびTier1サプライヤーが拡張性の高い認識アーキテクチャを検討できるよう支援する。
ストラドビジョンの最高事業責任者(CBO)フィリップ・ヴィダル(Philip Vidal)氏は次のように述べている。「AMD Versal AI Edge Series Gen 2プラットフォーム上でSVNet MultiVisionを実演する今回のデモは、両社の緊密な技術協力と、拡張可能なマルチカメラ認識を実現するという共通の目標を示すものです。今回のリファレンス実装を通じて、自動車OEMおよびパートナー企業と、性能や拡張性に加え、中央集約型・ソフトウェア定義コンピューティングへと進化する車両アーキテクチャ環境での適用可能性について、より具体的な議論を進めていきたいと考えています。」
また、AMD Automotive事業部シニアディレクターのウェイン・ライオンズ(Wayne Lyons)氏は次のようにコメントしている。「ストラドビジョンとの今回の共同デモは、マルチカメラ認識のように高い演算性能を必要とするワークロードに対応するAMD Versal AI Edge Series Gen 2 Adaptive SoCプラットフォームの強みを示すものです。Adaptiveコンピューティングとストラドビジョンの実証済み認識ソフトウェアを組み合わせることで、次世代ADASおよび自動運転アーキテクチャに向けた拡張可能で高性能なリアルタイム認識ソリューションの可能性を顧客に提示しています。」