ディープラーニングビジョンソフトウェアのStradVision、 カスタムSoCで業界トップレベルのソシオネクストとの協業を発表
ストラドビジョン株式会社(東京都新宿区、代表取締役:塙 洋明)は、StradVision, Inc.と株式会社ソシオネクストが、ディープラーニングに特化した最先端の物体認識ソリューションで協業し、そのソリューションを自動車分野市場に提供してゆく発表を行った事をご案内いたします。
※ストラドビジョン株式会社は、StradVision, Inc.の日本販売代理店です。
StradVision /ソシオネクスト 会社LOGO
カリフォルニア州サンノゼStradVisionは、ディープラーニングベースのカメラ映像検知ソフトウェアである「SVNet」の普及に向けて、SoC(System on Chip)のリーディングサプライヤーであるソシオネクストと協業することを発表しました。両社はこの協業を通じて、ディープラーニングに特化したソフトウェアとハードウェアによる最先端の物体認識技術をADAS及び自動運転市場へ提供して行きます。
「この協業により、ソシオネクストが開発するSoCに当社の検知ソフトウェアを最適なかたちで組み込むことができ、非常に安定した動作が実現します。この強力なプラットフォームは堅牢な性能と安全性を求められるADAS及び自動運転市場にとってすばらしいソリューションとなるでしょう。」とStradVision, Inc.CEOのJunhwan Kim氏は述べています。
StradVisionのSVNetは、ネットワークパラメータサイズ・必要とする演算量・メモリ容量を劇的に縮小させた、非常にコンパクトな映像知覚用デープニューラルネットワークです。コンパクトなネットワークでありながら、高い物体検出性能と認識精度を実現し、更にカスタム対応も可能な柔軟性ある製品です。
SVNetは現在、安全機能レベル2~4対応のADAS及び自動運転向け量産モデルに採用され、ドイツ・中国市場を初めとして累計900万台以上の車に搭載される予定です。
「ソシオネクストはこれまで、微細化プロセスへの対応や品質に対するノウハウなど最先端の設計開発技術を強みに、さまざまな車載アプリケーションに向けたカスタムSoCを多数供給してきた実績があります。今回StradVisionのディープラーニング物体認識ソフトウェアとの組み合わせにより、車両・歩行者や車線・フリースペースの検出など、車載カメラシステムに最適化された高い認識精度を持つ物体認識アプリケーションを提供することが可能となりました。当社は今後も大きな発展が期待される車載市場において、顧客の差異化および競争力の源泉となるカスタムSoCを提供していくことを目指し、StradVisionの物体認識ソフトウェアを積極的に活用して参ります。」とソシオネクスト社オートモーティブ&インダストリアルビジネスグループ オートモーティブビジネスユニット長の山下 公一氏は述べています。
https://www.atpress.ne.jp/news/223041
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