ストラドビジョン、自動車の機能安全国際規格「ISO 26262」を取得
自動運転車両向け物体認識AIソフトウェアの開発・管理プロセスにおいて、グローバル顧客が求める高い機能安全を満たす
先進運転支援システム(ADAS)や、自動運転車両向けの物体認識AIソフトウェア『SVNet』を提供するStradVision, Inc.(韓国ソウル市、CEO キム・ジュナン、以下、ストラドビジョン)は、2022年2月23日、技術、安全、証明サービスに関するドイツの認証機関「TÜV Rheinland(テュフ ラインランド)」より、自動車の機能安全国際標準である「ISO 26262:2011」を取得したことを発表しました。
近年、自動車業界では、運転者や歩行者の安全と利便性を向上させる、多様な運転者補助機能を車両に搭載することに注力しています。自動車に搭載される半導体の性能も高まり、多様なセンサーによって収集する情報を活用する車両用ソフトウェアの重要度が増しています。
ISO 26262は、車両に搭載される電気/電子システムの故障による事故防止のため、2011年ISOで正式発行された自動車の機能安全国際規格です。ストラドビジョンの今回の認証取得により、自社の物体認識ソフトウェアSVNetの開発・管理プロセス全体にわたってISO 26262の要件を満たし、グローバル顧客が要求する高いレベルの機能安全を備えたソフトウェア提供者であることが認められました。
なお、ストラドビジョンのソフトウェアは、国際規格であるISO 9001:2015の認証を受け、情報セキュリティ規格ISO 27001:2013の認証も取得しています。
■TÜV Rheinland Korea CEO Frank Juettner氏のコメント
「ストラドビジョンは、自動車企業が求める機能安全要件に適合する、物体認識ソフトウェアの開発および管理システム構築に成功しました。今後の自動車の機能と安全性を高める車両用ソフトウェアのISO 26262認証を嬉しく思います」
■ストラドビジョンCEO キム・ジュナンのコメント
「自動車産業は伝統的な製造業の形態から抜け出して、モビリティと輸送、自動車の中での多様な経験を提供する新しい業態へ進化しています。このような変化は、他ならぬソフトウェアによってもたらされています。ISO 26262認証を通じて、ストラドビジョンが将来の自動車の核心要素となる、ソフトウェア部門のグローバルリーダー企業として競争力を高めていくことができると確信しています」
StradVision 于 2014 年在韩国成立,持续投入在加速自动驾驶汽车的发展。 SVNet 是其基于 AI 的视觉感知软件,在内存使用和能耗方面实现了更高的效率,并且可以针对任何片上系统 (SoC) 进行定制和优化。
荣获 2021 年 AutoSens Awards 感知系统最佳软件金奖的软件,目前用于支持L 2 至 L4 级安全功能的 ADAS 和自动驾驶汽车的量产车型中,并将在部署在来自全球 13 家 OEM 的 50 多种车型中。
■世界中で採用の物体認識AIソフトウェア『SVNet』
SVNetは、カメラ映像からディープラーニングによって検知する自動運転車両向けの物体認識AIソフトウェアです。自動運転レベル2・3のADAS機能、およびレベル4の自律走行をサポートします。
過酷な気象状況や周囲の明かりが乏しい場合でも、車両が他の車両や車線、歩行者、動物、空き地、交通標識、信号機などの対象物を正確に検出・識別できます。また、LiDARやRADARなどの複数のセンサーとの統合によってサラウンドビジョンシステムを構築し、自動駐車の支援も実現します。
SVNetは14種類以上のハードウェアプラットフォームに対応しており、特許取得済みの技術によってネットワークパラメータサイズや必要とする演算量、メモリ使用量を少なくしながら、高い物体検出・認識精度を実現します。製品特性に応じたチップ(SoC)への組み込みや、高価なセンサーをカメラに置き換えた利用が可能で、競合他社の製品と比較して、数分の一のコストでADASや量産自動車への提供を可能にしています。