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ストラドビジョン、2年連続金賞受 『AutoSens Awards2022』
先進運転支援システム(ADAS)や、自動運転車両向けの物体認識AIソフトウェア『SVNet』を提供するStradVision, Inc.(韓国ソウル市、CEO キム・ジュナン、以下、ストラドビジョン)は、SVNetがベルギーブリュッセルで開催された『AutoSens Award 2022』において2年連続金賞を受賞したことを発表します。
AutoSensは、ADASおよび自動運転の技術開発をリードするイベントの1つです。2015年に始まり、毎年革新的な企業や製品を選出しています。今年は、9月13日に開催された授賞式において、ストラドビジョンのSVNetが金賞を受賞しました。SVNetは、自動車業界で進化し続け、ADASや自動運転業界を前進させるディープラーニングベースの物体認識ソフトウェアとして、2年連続で評価されました。授賞式には、ストラドビジョンのビジネス開発担当バイスプレジデント キム・ディーンと欧州地域担当GM フェルデ・ヴォム・アンドレアが出席しました。
AutoSensAward授賞式での欧州地域担当GM フェルデ・ヴォム・アンドレア
「Best in Class Software for Perception Systems Award」部門の金賞を受賞
■ストラドビジョンCEO キム・ジュナンのコメント
「今回、AutoSensにおいて2度目の高評価を受けたことは、当社にとって大変な栄誉なことです。私たちは、当社のビジネス成長とイノベーションの目標のために非常に野心的であり、今年は多くの画期的な瞬間が訪れました。今回の物体認識ソフトウェアSVNetに対するAutoSensの金賞受賞は、世界の自動車業界における自動運転およびADASソリューションの技術進化をさらに追求し、モチベーションを持続させるでしょう」
■ビジネス開発担当バイスプレジデント キム・ディーンのコメント
「私たちは、この1年で飛躍的にビジネスを成長させ、世界の自動車業界から評価を得ています。当社のSVNetソフトウェアが今年もAutoSensに選ばれたことは素晴らしく、当社のソリューションが世界の自動車OEMやTier1にもたらす可能性をさらに際立たせてくれるものと信じています」
■世界中で採用の物体認識AIソフトウェア『SVNet』
SVNetは、ADASと自動運転車両向けの物体認識を強化するソフトウェアです。クアルコムやテキサス・インスツルメンツ、ルネサス、NVIDIAなど14以上のプラットフォームに対応。過酷な気象状況や周囲の明かりが乏しい場合でも、車両や車線、歩行者、動物、空き地、交通標識、信号機などの対象物を正確に検出・識別できます。また、SVNetは、TDA2x、R-car V3H、V3M、H3で初めてディープラーニングベースの物体検出ソフトウェアを実装したニュートラルネットワークモデルです。現在は、Snapdragon Ride、Orin、Jacinto、R-carシリーズ、Ambarella CVシリーズ全体へも提供しています。
ストラドビジョンの他の製品として、マンパワー、コスト、エラーを大幅に削減することが期待できるSVNet Toolsがあります。
■ストラドビジョンについて
2014年に設立されたStradVision, Inc.は、ADAS向けの画像処理AI技術のパイオニアです。現代自動車やLGエレクトロニクス、IDG Capital、アイシングループなどからの出資を受け、ソウル、サンノゼ、デトロイト近郊、東京、上海、フリードリヒスハーフェン、デュッセルドルフに拠点を構え、データアルゴリズムのエンジニアをはじめとする300名以上のチームによって、完全自動運転の実現を促進すべく事業を展開しています。
2020年には、ルネサス主催『R-Carコンソーシアム』のプロアクティブパートナープログラムにも選出され、『Autonomous Vehicle Technology ACES Award in Autonomy(ソフトウェア部門)』も受賞しています。さらに、2021年および2022年には、オートセンスアワード(AutoSens Award)オブジェクト認識部門最高賞を受賞、他にも、2020 AVT ACES自律走行車両革新賞を受賞するなど業界専門家を通じて技術力を認められています。なお、ストラドビジョンのソフトウェアは、品質マネジメントシステムのISO 9001:2015および自動車機能安全のISO 26262の認証を取得しています。
日本市場においては、2020年8月には大手システムオンチップ(SoC)ソリューション企業である株式会社ソシオネクストと、日本市場へSVNetの供給を拡大するため、協業契約を締結しております。