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ストラドビジョン、TI社製車載向けADASおよび自動運転用SoCに 『SVNet』ソフトウェアを提供開始

2023.01.05

 

  • CES 2023に出展し、TI製TDA4A SoC上での動作デモを披露

 

物体画像認識技術のソフトウェア『SVNet』を提供する、ストラドビジョン(韓国ソウル市、CEO キム・ジュナン)は、『SVNet』を、テキサス・インスツルメンツ社(以下、TI社)の車載用TDA4 プロセッサに実装し、ディープラーニングベースの組込み型知覚アルゴリズムの実現により、ADASレベル2および大量生産向け広範囲における自動運転機能の普及に向けて加速します。また、2023年1月に米国ラスベガスにて開
催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES 2023)に出展し、TDA4 SoCとのデモを披露いたします。
当社のブース:ウエストゲート・ホテル・ホスピタリティ・スイート(部屋番号 28127)

 

ストラドビジョン、TI社コラボレーションイメージ

 

■ 世界中で採用の物体認識AIソフトウェア『SVNet』
ストラドビジョンの『SVNet』は、ADASや自動運転分野の認識技術において最先端のソフトウェアとなり、TI社車載用プロセッサを含む18以上のプラットフォームに対応。暗いところや悪天候でも、車両、車線、歩行者、動物、空き地、交通標識、信号機などの対象物を検出・認識が可能です。また、TDA2SXプロセッサを使用し、ディープラーニングベースの物体検知ソフトウェアを実行した最初のディープニューラルネットワークであり、現在はTDA4VMプロセッサ・ファミリ全体においてもディープニューラルネットワーキングを提供しています。ディープラーニングベースのカメラ認識ソフトウェアが評価され、『AutoSens Award』において2年連続金賞を受賞しています。

 

■ TI社TDA4ALとのコラボレーションについて
『SVNet』のTI社製TDA4プロセッサへの実装により、低消費電力化と部品点数を削減できるとともに、高いパフォーマンスを発揮します。これにより、今日のADAS市場において重要な柔軟性がもたらされ、さらなる自動車OEMのレベル2向け大量生産が可能となります。

 

■ TI社車載用プロセッサ担当GM Aish Dubeyのコメント
「より多くの自動車へ高度運転支援機能を搭載することで、ドライバーの快適性と安全性の改善につながります。ハードウェアに合わせて最適化された『SVNet』により、自動車設計者はTI社の車載用SoCを活用をして、サラウンドビューを実現し、運転の快適性と安全性の向上に貢献します」

 

■ ストラドビジョンCEOキム・ジュナンのコメント
「TI社の車載用プロセッサ向けソフトウェアは、ADAS向けに最適化されており、レベル2を超えるという、ADAS市場のトレンドをリードすべく努力していきます。当社の目標は常に野心的であり、次のステップは、レベル2およびその次のレベルにおける自動車OEM量産への主要な性能要件を満たすビジョンソリューションを提供していくことです」

 

■ TI社TDA4プロセッサ・ファミリ
TI社のTDA4プロセッサ・ファミリは、レベル2以降の大量生産に対応するエントリー・カメラ・ソリューョンを提供します。 このプロセッサは、ADASおよび自動運転(AV)アプリケーション向けに専用設計さており、TI社がADASプロセッサ市場で10年以上にわたりリーダーシップを発揮し蓄積してきた広範囲な市場知識をもとに構築されています。また、機能安全規格に準拠したアーキテクチャに、高性能演算、ディープラーニングエンジン、信号および画像処理用の専用アクセラレータを独自に組み合わせたTDA4は、ADAS、ロボット、マシンビジョン、レーダーなどのさまざまな産業用途において最適なデバイスです。

 

■ CES 2023出展について
2023年1月5日から8日(日本時間1月6日から9日)まで開催されるCES 2023において、業界関係者やメディアの方を招待いたします。来場をご希望の方は下記までご連絡ください。
当社のブース:ウエストゲート・ホテル・ホスピタリティ・スイート(部屋番号 28127)
お問い合せ:https://ces.vporoom.com/STRADV...
CES 2023 URL:https://www.ces.tech/

 

■ ストラドビジョンについて
2014年に設立されたストラドビジョンは、ADAS向け物体画像認識処理AI技術のパイオニアです。現代自動車やLGエレクトロニクス、IDG Capital、アイシングループなどからの出資を受け、ソウル、サンノゼ、デトロイト近郊、東京、上海、フリードリヒスハーフェン、デュッセルドルフに拠点を構え、データアルゴリズムのエンジニアをはじめとする300名以上のチームによって、完全自動運転の実現を促進すべく事業を展開しています。
2020年には、ルネサス主催『R-Carコンソーシアム』のプロアクティブパートナープログラムにも選出され、『Autonomous Vehicle Technology ACES Award in Autonomy(ソフトウェア部門)』も受賞しています。さらに、2021年および2022年には、オートセンスアワード(AutoSens Award)オブジェクト認識部最高賞を受賞。他にも、2020 AVT ACES自律走行車両革新賞を受賞するなど、業界専門家を通じてその技術力が認められています。なお、ストラドビジョンのソフトウェアは、品質マネジメントシステムのSO9001:2015および自動車機能安全のISO 26262の認証を取得しています。
日本市場においては、2020年8月に大手システムオンチップ(SoC)ソリューション企業である株式会社ソシオネクストと、日本市場へSVNetの供給を拡大するため、協業契約を締結しております。