情報セキュリティ管理に関するTISAXのAL3標準の認証を取得
自動車業界でディープラーニング(深層学習)ベース技術のパイオニアである STRADVISION は、様々な評価項目をクリアし、TISAX® (Trusted Information Security Assessment Exchange) の最高評価レベル (AL3) を獲得しました。
ドイツの自動車サプライチェーンに参入するために、TISAX のAL3の獲得は重要なポイントです。TISAXのAL3基準を満たし、STRADVISION がヨーロッパのみならず世界中の OEM 顧客に安全で信頼性の高いソフトウェアを提供するための最適な基準に達していることを示しております。
TISAX は、自動車業界向けの情報セキュリティ評価仕組みとして、2017 年にVDA (ドイツ自動車産業協会) と ENX (欧州ネットワーク取引所) によって確立されました。2017 年 VDA の情報セキュリティ評価要件に基づいて、TISAX は自動車業界のサプライヤー (部品メーカー、サプライヤー、サービス プロバイダーを含む) が多様な関係者 (特に自動車メーカー) の情報セキュリティ要件を満たすよう促進することに取り組んでおります。これにより、TISAX の評価結果が認められ、その高い信頼性のため自動車OEMにおける検査コストの削減に大いに寄与するものと確信しております。
“STRADVISION の OEM 顧客、特にヨーロッパでは、部品サプライヤーを選択する際に厳格なセキュリティ関連基準を求める傾向があり、特に米国サステナビリティ会計基準審議会によるグローバルスタンダードとESGフレームワークを考慮した場合に利便性を発揮することでしょう。当社の戦略は独自のテクノロジーと非常に高いセキュリティ管理能力に基づいて、ヨーロッパを含む世界市場での存在感を更に拡大していくことになります。” と STRADVISION の COO 兼 USA CEO の Sunny Lee 氏は述べております。
STRADVISION の評価は世界的に有名な TISAX 評価プロバイダーである DQSによって実施され、DQS は、STRADVISION のデータセンター、開発センター、生産センター、オフィスを訪問し、企業の情報セキュリティにおける様々な側面を調査し、更には情報の収集、保管、処理に加え、作業機器、ITシステム、関連請負業者、幅広い範囲で行われました。これにより厳格な監査プロセスを通じて、STRADVISION は、保護の必要性が高い情報を処理する「非常に高い」能力を含む、TISAX レベル`でトップレベルの評価を取得しました。この成果は、同社がISO 情報セキュリティ マネジメント システム認証(ISO/IEC 27001:2013)を事前に取得していたことに続くもので、STRADVISION の情報セキュリティ マネジメント システムが欧州の自動車産業の最適な要件を満たしていることを示しております。
STRADVISION は最近、VDA と CLEPA(欧州自動車部品工業会)、両方の会員となり、ドイツのフリードリヒスハーフェンとデュッセルドルフに新しいオフィスを開設しました。さらに、同社独自の SVNet ソフトウェアは、ベルギーのブリュッセルで開催された 2022 AutoSens Awards で、「知覚システムのクラス最高のソフトウェア」に再び選出されました。