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ストラドビジョンセールスディレクター佐藤寿洋、 ReVision自動運転・ADASサミットで加速された開発プロセスを提案

2023.10.11

 

  • ReVision Auto&Mobilityは、自動運転や ADASにおける最先端技術を紹介。
  • センシング技術の検討:自動運転やADAS分野で単眼カメラにおける課題の説明。
  • 中国の開発動向:変化しつつある開発プロセスの影響とTier 0.5のプロセスにおける革新的な概念の説明とインサイト提供。

 

ReVision Auto&Mobilityは、自動運転と ADAS(先進運転支援システム)における将来の方向性を定め、業界の最新開発状況を説明するために、10月5日、 ReVision Autonomous Driving・ADAS Summit 2023を東京で開催した。

ディープラーニングを基にしたビジョン認識技術の先駆者である、ストラドビジョンジャパン(STRADVISION Japan)のセールスディレクター佐藤寿洋氏は、「自動運転・ADAS向け物体認識AIソフトウェアと、今後の進化へ向けた現状の課題 ― Tier0.5概念の活用への提言」を述べた。佐藤氏は、このセッションで自動車産業の開発プロセスにおける開発のスピードアップについて紹介した。

佐藤氏は、プレゼンテーションで単眼カメラ用として設計された、最新のビジョン認識AIソフトウェアを公開した。彼は、業界が直面した課題を取り上げ、Tier 0.5概念を述べた。佐藤氏は、センシング技術領域を触れ、特にディープラーニングを使って物体を検知する単眼全面カメラに重点を置きながら、自動運転やADASにおける課題を強調した。また、中国の進化しつつある開発環境に対するインサイト、プロセスの変化の役割、発展を加速させるTier 0.5概念を説明した。

佐藤氏は、「今年は、ストラドビジョンのSVNetが2019年以来、累積商業生産100万台を突破した重要なマイルストーンとなる年」と言い「我々は、更なる成長のために2023年を重要な年と見ている。今回のプレミアムネットワーキングイベントに参加し、自動車メーカ、Tier 1、自動運転およびADASの主な企業と交流ができた。ストラドビジョンジャパンは、日本自動車産業において最先端ビジョンAI技術を提供する、信頼できるパートナーである。」

ストラドビジョンのSVNetは、ディープラーニング技術を基に低電力、高効率ソフトウェアとして車両、歩行者、動物、交通標識、白線などの検知が可能な認識ソリューションである。現在、18個以上のSoCプラットフォームへの搭載が可能で、30個以上の様々なものの認識機能を提供している。自動車産業において量産経験のある強い技術力と柔軟性を持ち、自動運転レベル2以上車両の量産のために、多くのプロジェクトに参加している。