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次世代3D認識ネットワークを適用したストラドビジョンのSVNet、テキサス・インスツルメンツ(TI)オートモーティブプロセッサーに全ての自動運転レベルに拡張可能なADAS製品ライン提供

2024.01.09

 

  • 2024年量産を目指した3D認識ネットワークの初適用事例
  • 自動運転レベル2+以上のADASおよび自動運転(AD)システム用TI TDA4VH-Q1プロセッサーを含め、レベル2用TI AM62AおよびTDA4プロセッサー製品ラインを用いるオートモーティブ開発者のためのディープラーニング基盤エンベデッド認識アルゴリズムを支援
  • 1月9日から12日までラスベガスで開催されたCES® 2024にてTI TDA4VH-Q1 SoCを含めてSWを展示

 

2024年1月9日—自社認識ソリューションSVNetに次世代3D認識ネットワークを適用した、ストラドビジョン(CEO 金ジュナン)が、テキサス・インスツルメンツ社(以下TI)のオートモーティブプロセッサーに全ての自動運転レベルに拡張可能なADAS製品ラインを提供すると述べた。同社は、TIのプロセッサーを用いてADASにおける革新的でありながら拡張性のあるSVNetを提供するつもりだ。

 

ストラドビジョンは、次世代3D認識ネットワークの開発に成功し、量産へ導入する初事例としてCES® 2024にて展示したが、これはストラドビジョンとTIの協力において大きな意味を持つ。2024年第4四半期に量産を目指す中で、自動運転における革命を起こすことが期待される。

 

SVNetは、レベル2のADASソリューションを実装するため、TIのAM62AプロセッサーおよびTDA4プロセッサーシリーズを用いるが、そのTIプロセッサーのエンベデッドシステム上で、ディープラーニングを基にした前方カメラ機能をもっと自由に実装できるようにする。レベル2+以上のADASおよび自動運転(AD)システムの場合、TDA4VH-Q1プロセッサーを採用する。

 

ストラドビジョンは、顧客からの多様なニーズに応じるため、TDA4xプロセッサーを用いてマルチカメラシステムをサポートしているが、同社の技術における成熟性と柔軟性がわかってもらうことになった。

 

今回のCES® 2024ストラドビジョンブースでは、TI TDA4VH-Q1にてSVNetのライブデモが行われる。このデモにより、パワーフルなプロセッサーを使った場合、どのような機能まで実装可能かのインサイトが得られるだろう。

 

ストラドビジョンCEO金ジュナン氏は、「今回、TIとの協力で弊社の技術は、一段階ジャンプアップができた。特に、次世代3D認識ネットワークをSVNetに統合ができ、全ての自動運転レベルに拡張可能なADAS製品ラインの提供が可能になった。」と「これからも自動車産業へ最先端ソリューションを提供するために努力を惜しまないつもりである。」と強調した。